マイクロスコープの恩恵

久々の投稿になってしまいました。最低でも2週間に1回くらいのペースで書いていきたいのですがサボっていました^^;

 

最近当院で大活躍中のマイクロスコープ!

マイクロスコープは歯を削るときだけではなく、根管治療を行う時にも大活躍します。

 

おかげさまで他院様から根管治療の依頼を頂くようになりました。

根管が見付からないケース、ファイル破折(治療器具が折れて残っている)のケース、様々ですが、いずれのケースもマイクロスコープがないと不可能です。

マイクロスコープがあっても技術がなければ意味がありませんが。

 

今回はそのファイル除去について書こうと思います。

根の治療をする時には細い針金のような器具を使いますが、金属疲労や無理な操作で折れて根管内に残ってしまうとこがあります。折れてもその場で除去すればいいのですがとても難しい処置になってしまうのでそのままになっているケースが多々見受けられます。

根尖病変(根の先に膿が溜まっている)がある場合、どうしてもファイル除去を行わないと治療することができませんので抜歯という選択肢になってしまいます。

右から2番目の近心根にあるファイル破折による金属片除去。

当院ではそのような大抵のファイル除去は問題なく行うことができます。マイクロスコープと特殊な機材、器具が必要なため保険診療ではできませんが(^^:)

このケースは長さが4mm程の金属片が残っております。根管治療をするにあたりファイル除去が必要です。

超音波で破折ファイル周辺を慎重に削っていき、ファイルより更に細いワイヤーで掴んで除去します。ボールペンと比較するとかなり小さいのがわかると思います。

こんな小さいのが悪さをして、腫れたり痛みが出てしまいます。

今まで抜歯になっていた歯もマイクロスコープが登場したことによって歯根破折以外はほぼ残せるようになってきており、マイクロスコープのありがたみをしみじみと感じます。

 

遠方のため根の治療だけ希望される場合、

根の炎症やパーフォレーション(穿孔、根管とは異なる部分に誤って穴が開いている状態)のため抜歯と言われた場合など、

是非一度ご相談ください(^^)

かかりつけがあるのであれば根管治療のみでも可能です。

 

 

最近需要が多いオールオンフォー(Allon4)

最近インプラント相談が多くなってきています。お陰様で開業初年度と比べると症例数が数倍になっておりご紹介していただくケースも増えています(^^)

本日もオールオンフォーのopeケースがありました。。

オールオンフォーとは骨が少ない方でもグラフトレス(骨の移植等も無しで)で即日取り外しの要らない歯を入れていくインプラント治療です。

*患者さんには画像の取り扱いは了承を得ています

上の入れ歯は全く問題なく使えているとのことで今回は下のみ、

入れ歯でしたが即日インプラントを入れて取り外しの必要のない歯が入りました。(プラスチックの歯なのでレントゲンには写っていません)

順調にいけば3ヶ月後完成です(^^)

インプラント治療が多い代わりに最近の予約が取りづらくなって来ています(・・;)  緊急を要する時、痛みが強い時などはお待たせしてしまうかもしれませんが極力対応するようにしていますのでその際はお電話にてご連絡ください。

Photoセミナー

本日、当法人主催の第3回目となるPhotoセミナーを開催いたしました。

普段治療で写真を撮られることは少ないと思いますが、治療計画を立てたり記録を残したりする上でとても必要になってきます。

今回は実習付き10医院限定ですが、天気がいい休日にも関わらず全国から参加していただきとても感謝しております。

 

 

10医院と言っても歯科衛生士さんも連れてきての参加なので結構な人数です(^^;)

撮影は大体が衛生士さんが撮ることが多いと思うので同行してもらってます。

 

 

 

このPhotoセミナーは外部の先生向けでしたが当法人のスタッフも知識・技術の再確認が出来て開催する側としても有意義な時間を過ごせました(^^)

また機会があれば開催していきたいと思います。

保険診療でもマイクロスコープでの超精密治療

本日、当院で2台目となるマイクロスコープが納入されました!

今の日本の歯科治療ではこのマイクロスコープの普及率はわずかに5%ほどしかありません。
マイクロスコープが高額なのと、治療には専用の器具の使用や特殊なトレーニングを行っていなければ使いこなすことが難しいので中々導入に踏み切ることができないのだと思います。

1台だけでもよかったのですが2台目を入れたのは、ドクターが増えたのと保険診療でもマイクロスコープでの治療を行うようになったので1台だけでは不便を感じるようになってきたためです。

 

 

そして本日ちょうど良いことに当スタッフの歯が痛くなったとのことで新しいマイクロスコープで治療をさせてもらいました。

 

 

診断の結果、歯の根元に病変があり膿が溜まっていました。

根の治療は無菌的に行う必要がありラバーダム(ゴムのマスク)が必須です。

 

 

本日は途中までですが根の中を綺麗にできたと思います。

 

当院では保険診療でもラバーダムをかけてマイクロスコープでの超精密治療を行なっていますので、何度治療しても治らない場合など根の症状でお困りの方は是非ご相談ください(^^)

 

詳しくは、当院の岡崎市根管治療外来のページをご覧ください。

当院が表彰されました

世界有数の歯科医療メーカー「ジーシー」様より当院が表彰されました!

GC製のインプラントの埋入本数が全国2位を記念してクリスタルのオブジェを頂きました。

 

東海エリアで一位いうことは今年の夏に聞いてはいたのですが全国二位というのは驚きなのととても光栄です。

最近はインプラント治療というより根の治療に力を入れていたので、今までであれば抜歯の診断だったところが保存することが出来るようになりインプラントの症例は減るはずなんですが。

使える材料は限られますが、当院では保険診療でもマイクロスコープを使って精密治療に心がけています。

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ご報告ですが、

当法人のドクターが日本口腔インプラント学会のインプラント認定医を取得しました。

症例数は充分にあったのですが、中々ケースプレゼンテーション試験を受ける時間がなかったので取得していませんでした(^^;)