歯科医院での治療費も医療費控除の対象です。

医療費控除とは、一年間に自分自身や家族の為に支払った医療費が10万円以上だった場合に確定申告すると、一定の所得控除を受けることができます。この制度を利用することで、医療費の負担を軽くすることができます。

医療費の対象は?
いわゆる病気を治療するための実際に支払った全ての費用、風邪薬の購入代金、マッサージ代金、通院費(交通費※)、介護費用などが対象になります。
※骨折などの相当な理由がない限り、タクシーの利用は認められません。

歯科においては、保険治療はもちろん自費治療においても、金やポーセレンを使用した金属冠や義歯、インプラントなどの治療において支払った金額は対象となります。矯正に関しては、不正咬合の歯列矯正のように、身体の構造や機能を是正する目的で行われる場合は認められます。ただし、美容目的のものは全て対象外となります。また、一般的に歯ブラシなどの物品の購入費用は対象にはなりません。

医療費控除の手続き
医療費控除を受けるためには、その支払いを証明する領収書等を確定申告書に添付するか、提示することが必要です。医療関係の領収書は大切に保管しておきましょう。

一般にサラリーマンなどの給与所得者は還付申告、それ以外の方は確定申告にて申請します。
※確定申告の期間中でなくても可能ですし、忘れていた場合も5年間でさかのぼって申請することができます。

みんな真剣!院内勉強会 〜口腔内写真 編〜

岡崎デンタルオフィスで診療を受けたことがあるかたのほとんどは口腔内写真を撮る時間があることはご存知だと思います。なぜ、口腔内写真が必要なのでしょうか。口腔内写真で治療前や治療後にお口の中の状況を写真で残すことにより、変化を確認しやすくしています。また、歯科医師から患者さまへの治療説明する際にも使用します。ご自身の口腔内の状況を知ることは治療に入る際にとても大切なことだと考えています。


昨年、盛岡市にある当法人の佐藤誠歯科医院にて全国から著名な歯科医師、歯科技工士を招いて30名ほどで口腔内写真の勉強会を開催しました。その報告も兼ねて大切な資料となる口腔内写真をスムーズに取ることができるように練習会をしています。新しいスタッフも増えましたので共有する内容は盛りだくさん。

院長先生がまずは見本をみせながらスタッフへ教えていきます。新人スタッフも真剣な眼差しでメモを取っています。患者さまそれぞれにお口の大きさ、状況はことなるためその患者さまの負担が少ないように口腔内写真を撮るのも大切にしたいことです。

適切な口腔内写真を撮ることは診断する際にとても重要なことのひとつです。たとえば、矯正治療などでは矯正開始時と終了時で見比べることもできますし、途中経過をみることで患者さまのモチベーションも維持できるかもしれません。ホワイトニングの際はBeforeとAftterを見比べると嬉しくなります。

このように、ただの資料を撮るだけではなく患者さまとのコミュニケーションツールにもなるんです。
できるだけスムーズに撮れるようにこれからも継続的に勉強会をしていこうと思います。