歯科医院では、歯科衛生士がブラッシング指導を行います。歯磨きは幼少時代に教わりますが、成長とともになんとなく自分流な磨き方になっていませんか?
時間がないからぱぱっと、歯磨き粉つけてるから短時間でも大丈夫、長い時間だと疲れるなど、理由はさまざまですが、きちんとした磨き方をいま一度確かめてみましょう。
◎ 歯医者さんは、磨き方を知っている。
虫歯や歯茎の腫れなど様々なお口のトラブルを抱えた患者さまがたくさん来院されます。歯医者さんは毎日虫歯を診ているので、『虫歯ができやすい場所』を知っています。そして、磨き残しが多い部分も口腔内を見れば一目瞭然。歯科衛生士さんに磨き残しを指摘されることもありますよね。
では、歯医者さんはどんな歯磨きをしているのでしょうか?
01. スクラビング法で効率良く歯垢を落とす。
歯医者さんや歯科衛生士は、歯ブラシを歯面に直角に当て、歯ブラシを小刻みに前後によく動かしてブラッシングするスクラビング法という磨き方をしています。
また、歯茎の近くはバズ法という磨き方をします。
歯と歯肉境目に歯ブラシの毛先を45°の角度にあて、小刻みに動かす。歯の裏側も同様に歯ブラシをあてブラッシングしています。
02. 虫歯ができやすい歯間はデンタルフロスでスッキリ!
歯と歯の間は磨き残しが多いので、とても虫歯になりやすい場所なのです。歯と歯の間は歯ブラシでは磨きにくいためデンタルフロスを使って歯垢を落としています。デンタルフロスを使う習慣ができると、デンタルフロスをしないと気持ちが落ち着かなくなるほどスッキリ効果があります。
03. ベトベトな歯垢を落とすための時間は?
冒頭でも書きましたが「時間がないからぱぱっと」になっている方が多いかと思います。歯垢は歯面にベトベトと貼りついているため、ぱぱっと磨いただけでは落としきれません。スクラビング法でしっかり歯面に歯ブラシをあて、丁寧に磨かなければいけないので、テレビを見ながら、お風呂に入りながら、時間をうまく使いながら15分ほど歯磨きをしています。
口腔内のプロが実践しているブラッシング方を是非お試しください。
岡崎デンタルオフィスでは、歯科衛生士によるブラッシング指導も行っておりますので、気軽にご相談くださいね。