診療室をアップデートしました!

コロナ禍ではありますがおかげさまで昨年よりインプラント治療を含め外科処置がかなり多くなってきています。インプラント治療と親知らず(水平埋伏歯)の抜歯はほぼ毎日数ケースやってます(^^;)

すこしでもストレスを減らすため、また治療のクオリティを高めるために診療室に医科用の無影灯を設置させていただきました。

無影灯とは手や医療器具を光の下にかざしても、術野に影が出来ない様に多数の電球が取り付けられた照明器具です。

とても見やすい! 明るいけど目も疲れにくい!

もともとオペでもライト付きの拡大鏡を使っていましたが更に細部まで見える環境が整いました。

 

そして4月からは新しいドクターと歯科衛生士も働いてくれることになり、常勤歯科医師3人衛生士が7人態勢になります! 治療予約が取りずらい状態が続いていましたがようやく解消できそうです。

 

 

 

 

 

 

 

歯の神経を残す治療(MTAセメント)

当院では歯を残すのは勿論のこと、歯の神経を残す治療を心がけております。

歯の神経をとることによって歯の寿命を大幅に縮めてしまうのです。

虫歯が大きく神経まで到達しているケースもMTAセメントを用いることによって神経を残すことが可能になり、当院では神経をとる治療はかなり少なくなりました。

 

このように金属の下の虫歯が神経に近接している場合、ひと昔前であれば神経をとっていました。しかしこのようなケースこそMTAセメントを使った治療が第一選択肢となります。

見た感じは虫歯はありませんが、この金属の下で虫歯が広がっています。

無菌的に治療するためにラバーダムシート(治療する歯を隔離する方法)をかけてマイクロスコープ下で慎重に虫歯の除去をします。

虫歯を除去すると神経(歯髄)まで到達したのがわかると思います。感染源は徹底的に除去します。

MTAセメントを填入したところです。この操作はマイクロスコープがないと厳しいです。

ここからコンポジットレジン(樹脂)で裏層をして後日セラミック修復をしていきます。

 

MTAセメントを使った直接覆髄法のメリットは、

・虫歯が神経まで到達していても神経を残せる

・神経が残っているので歯が長持ちする

・歯の切削量が最小限に抑えることができる

 

一方デメリットとすると、

保険適用外の治療になってしまうということだけだと思います。

当院では、歯の場所関係なく¥35,000 となっています。

 

当院では毎日ある治療で数百ケースを経験していますが、ほとんどのケースが歯髄保存ができています。

他院で虫歯が大きくて神経をとらないと言われたケース、歯に大きな穴が開いたケース、自発痛があっても神経を残せるケースもあります!

是非一度ご相談ください。

 

顕微鏡下の根管治療

最近マイクロエンド(マイクロスコープを使った根管治療)が増えてきて1日に数ケースあります。

根管治療は肉眼は勿論のこと拡大鏡を使ってもやはり限界があるのです(^^;)

根の治療をしても数年で腫れてきたとか、痛みが出てきて再治療になった経験が多いのはないでしょうか? 再治療は結構難しいことが多いのですが、ファイル(根管治療の際に使う器具)が根管内に折れて残っていると更に難易度が高くなってしまいます。

最近ファイル除去したケース。。

 

除去したファイル片と、実際に根管治療に使うファイル。

除去は簡単そうに見えるかもしれないですけど、このケースは結構大変でした。

なにせマイクロスコープを使って上から見えても根管が湾曲してるので見えないんで。必然と盲目下の操作になります(^^;)  しかも2根管で中隔がありその先の合流した奥にねじ込まれてます(ドクターじゃないとわからないと思います)

 

当院の得意としているところは、

インプラント治療なのですが、根管治療も頑張ってます(^^)

根管治療は盲目下になることが多いですが、このインプラント治療はサージカルガイド無しの完全フリーハンド。オールオンフォーの治療でサージカルガイドを使う先生が多いと思いますが、ガイド無しでもopeを出来る先生がガイディッドサージェリーを行うのはいいと思います。

フリーハンドで出来ないからガイディッドサージェリーはどうかと。。。

骨が少ないシビアな無歯顎ケースでサージカルガイドを使うと絶対にずれます…

 

 

 
詳しくは、当院の根管治療のページをご覧ください。

インプラント上部構造セット

本日はインプラント上部構造(歯)フルマウスのセットが3ケース。

他にもマイクロエンド数ケース。

今年中に治療終了希望の患者様での駆け込みが多いので、最近かなりバタバタしています。 極力ご希望に添えるように頑張ってはいるのですが、ドクター・歯科衛生士のキャパを超えつつあります(^^;)

本日の上部構造セットのケースをちらっと紹介します。

※患者様の掲載許可は取ってあります

1ケース目は、

上顎6本のボーンアンカードフルブリッジ。

ジルコニアを使ったスクリューリテイン(ネジ止め)です。見た目も機能もメンテナンス性もバッチリです。

オールオンフォーの場合はインプラントが4本のみで歯が作れちゃうのですが、時間的な制約がなく、治療費用の問題もない方は多少本数を増やして骨や歯肉の移植をして平行にインプラント埋入して歯を作るようにしています。 このほうが審美的に綺麗になるのとメンテナンス性がよくなるためです。(オールオンフォーも良い治療でメリットもあります)

2ケース目は、

上顎はチタンを使った金属床義歯、下顎はオールオンフォー(以前のブログにも書かせていただきました。)

治療期間は5ヶ月ほどでしょうか。

かなりシンプルな構造のためメンテナンス性も良いのと上部構造が壊れるリスクもかなり少ない設計だと思います。

やはり治療はシンプルが一番。期間も治療費用も節約できます(^^)

2ケースともオペ時間は1時間ほどでした。

 

欠損部の前後の歯を削るブリッジの平均寿命は約8年位と言われています。
インプラント治療の10年生存率は98%以上なので費用が許すのであれば、インプラント治療をお勧めします。
安易に健康な歯を削らない方が良いです。

 

当法人では、体調に問題ないケースを除き(重度の糖尿病、循環器系疾患、腎臓病など)、骨がほとんどないケースでもほぼインプラント治療が可能です。

是非遠慮なくご相談ください♪

 

最近需要が多いオールオンフォー(Allon4)

最近インプラント相談が多くなってきています。お陰様で開業初年度と比べると症例数が数倍になっておりご紹介していただくケースも増えています(^^)

本日もオールオンフォーのopeケースがありました。。

オールオンフォーとは骨が少ない方でもグラフトレス(骨の移植等も無しで)で即日取り外しの要らない歯を入れていくインプラント治療です。

*患者さんには画像の取り扱いは了承を得ています

上の入れ歯は全く問題なく使えているとのことで今回は下のみ、

入れ歯でしたが即日インプラントを入れて取り外しの必要のない歯が入りました。(プラスチックの歯なのでレントゲンには写っていません)

順調にいけば3ヶ月後完成です(^^)

インプラント治療が多い代わりに最近の予約が取りづらくなって来ています(・・;)  緊急を要する時、痛みが強い時などはお待たせしてしまうかもしれませんが極力対応するようにしていますのでその際はお電話にてご連絡ください。

当院が表彰されました

世界有数の歯科医療メーカー「ジーシー」様より当院が表彰されました!

GC製のインプラントの埋入本数が全国2位を記念してクリスタルのオブジェを頂きました。

 

東海エリアで一位いうことは今年の夏に聞いてはいたのですが全国二位というのは驚きなのととても光栄です。

最近はインプラント治療というより根の治療に力を入れていたので、今までであれば抜歯の診断だったところが保存することが出来るようになりインプラントの症例は減るはずなんですが。

使える材料は限られますが、当院では保険診療でもマイクロスコープを使って精密治療に心がけています。

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ご報告ですが、

当法人のドクターが日本口腔インプラント学会のインプラント認定医を取得しました。

症例数は充分にあったのですが、中々ケースプレゼンテーション試験を受ける時間がなかったので取得していませんでした(^^;)